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当院での検査

X線検査

デジタル撮影が可能なX線装置を導入しています。コンピュータ処理を行っ て、結果は直接診察室のモニターに表示されるため、従来のX線装置に比べて お待たせする時間が大幅に短縮されました。また、画質の調整が容易であるこ と、以前の画像との比較が簡単にできるため、経過を追う上で有用です。

心電図

心電図は従来通りに紙での記録も可能ですが、当院ではデジタル記録をして 電子カルテと連携しています。診察室のモニターで見ることができ、以前の心 電図を比較することも容易です。このため、長期間にわたり心電図の経過を比 較しながら見るのに適しています。

24時間心電図(ホルター)

通常の心電図の他に、ホルター心電図計を常備しています。24時間の心 電図を記録して、不整脈や狭心症について検査ができます。防水なので、入浴も可能です。現在の装置は わずか57gなので、ほとんど重さを感じることはありません。普段取りの 生活の中で心電図の変化を連続的に調べます。当院では常備していますの で、予約なしで当日につけることが可能です(ただし、他の患者さんが使 用中の場合を除きます)。

心臓エコー検査

心臓の状態を超音波で検査します。超音波は、X線と異なって人体に対す る害がないため、繰り返し検査しても患者さんに負担になりません。心臓 の弁が狭かったり、逆流がある場合(心臓弁膜症)、心臓の動きが悪い場 合(心不全)、生まれつきの心臓病(先天性心疾患)の診断には不可欠で す。心臓の状態を把握して、経過を見るためにも必要な検査です。

血管エコー検査

超音波により血管の状態を検査します。心エコー検査と同じ装置を 用いて、血管診断用のプローベを用います。最近は血管エコーが動脈 や静脈の病気の診断になくてはならない検査になりました。当院では 下記の各種血管エコー検査を行うことにより、血管の病気に診断を行 い、的確な治療を選択します。また、治療の効果についても血管エコ ーを用いて判定します。

頸動脈エコー

超音波により血管の状態を検査します。心エコー検査と同じ装置を 用いて、血管診断用のプローベを用います。最近は血管エコーが動脈 や静脈の病気の診断になくてはならない検査になりました。当院では 下記の各種血管エコー検査を行うことにより、血管の病気に診断を行 い、的確な治療を選択します。また、治療の効果についても血管エコ ーを用いて判定します。
動脈硬化は頸動脈にみられることが多く、動脈硬化の指標になります。頸動脈の動脈硬化は脳梗塞の原因と なることがあるので、注意が必要です。

下肢動脈エコー

下肢の動脈が動脈硬化によって狭くなったり詰まった状態を超音波で血流をみて評価します。重症度を診断 することもできます。

下肢静脈エコー

血の塊ができて下肢の静脈の流れが悪くなったり(深部静脈血栓症)、下肢の静脈瘤でどの部分の静脈瘤の 原因となっているのか診断して、治療方針を決めます。

足関節・上腕血圧比(ABI)と動脈硬化指標(CAVI)

両手両足に血圧計をつけて、血圧を測定するだけなので、患者さんに対 する負担なく検査することができます。動脈が詰まっているかどうか(閉 塞性動脈硬化症)の診断と重症度の判定ができます。また、動脈硬化の程 度を判定できます。動脈硬化を早期に診断して、運動療法、食事療法、薬物 療法を組み合わせて、動脈硬化の治療を行っていきます また、血管年齢の診断も可能です。血管の若さを保つことが長生きへの 秘訣です。病気の場合は、医療保険が適応されます。健康診断の場合は、保 険が適応されずに、自費になります。

血液凝固検査(PT-INR)

心房細動や脳梗塞で、抗凝血剤のワーファリンを服用されている方がいらっしゃいます。ワーファリンは血液の 凝固状態を調節するのに必要な量は個人差が大きいこと、ワーファリンの効き方は常に一定ではなく、変動す るために、定期的に血液の凝固状態を検査する必要があります。 当院では、血液凝固検査(PT-INR)を院内で行っているために、検査結果が即時に出てワーファリンの適正量 を直ぐに判断することができます。

Dダイマー検査

血栓ができるとDダイマーが上昇するので、血栓があるかどうか判断する吉ができます。深部静脈血栓症のスクリーニングや程度の判定に有用です。ただし、深部静脈血栓症以外の病気でも上昇することがあるので、判断には注意が必要です。
当院では、迅速検査で行っているため数分で結果が出ます。