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禁煙外来

「禁煙外来」一時休止のお知らせ

禁煙補助薬である「チャンピックス」が出荷停止となっています。
そのため、出荷が再開するまで禁煙外来を休止させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

禁煙外来とは?

タバコの煙にはニコチンや一酸化炭素、タールを始めとした多くの有害物質が含まれていて、いろいろな病 気の原因となります。また、喫煙者だけでなく周囲の人にも「受動喫煙」として悪影響を及ぼします。タバコ が健康を害することは広く知られていますが、いざ「禁煙」をしようとすると続かないことが少なくありませ ん。これは、「ニコチン依存症」と呼ばれる状態になるため、なかなかタバコをやめられないのです。 「禁煙」に医師の手助けが必要なのは、「ニコチン依存症」を治療しながら禁煙することが、禁煙の成功の秘 訣だからです。禁煙の治療薬を使いながら、医師のアドバイスの元で禁煙を行うのが 「禁煙外来」です。も し、禁煙を始めようと決心したら、当院の禁煙外来に気軽においでください。

どんなときに保険が使えるの?

禁煙したいすべての人が禁煙治療の保険適応になるわけではありません。 保険適用が受けられるのは、以下の条件を全て満たす人です。
1)直ちに禁煙を希望している
2)ニコチン依存症スクリーニングテストでニコチン依存症と診断された。
3)ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上である。
4)禁煙治療を受けることを文書により同意している。 詳しくは、禁煙外来で確認させていただきます。
これらの条件に該当しない場合は、自由診療による禁煙治療となります。

禁煙外来のスケジュール


初診時に、喫煙状況をから禁煙治療について判断し、保険診療が適応するか判定します。 保険診療の場合は、12週間にわたり合計5回の診察を行い、呼気一酸化炭素濃度の測定、禁煙補助薬の処方を 行います。
予約は不要です。 ご都合がよい日に受診して、受付で「禁煙外来希望」とお申し出ください。

禁煙補助薬

ニトチンパッチ(ニコチネルTTS)

貼るタイプの薬で、皮膚からニコチンが吸収されます。 徐々に小さいサイズのものに変更していきます。
 


 

経口薬(チャンピックス)

新しく保険適応になった飲み薬です。 ニコチンを含まず、脳内のニコチン受容体に作用して、喫煙の満足感を抑制します。 ニコチンパッチに比べて禁煙の成功率が高いといわれています。
 

 

治療費用(自己負担)

保険適応(3割負担)となった場合は、合計5回の診察代、処方箋代、薬代の総額は、ニコチンパッチの使 用で13000円前後、経口薬の使用で19000円前後です。 (費用は、状況により変動しますので、あくまで目安とお考えください)